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2013年9月14日

板倉ジャッジスクール

ジャッジスクール@板倉滑空場
突然ですが、板倉滑空場で開催されたジャッジスクールに参加してきました。

ジャッジスクールってなんのこっちゃ?という話ですが、要するにアクロバット飛行競技の審判を育成するための勉強会です。
9月に福島で大きな競技会があるんですが、ここで審判をやる人は全員受講が必須となっているそうです。
しかし、なぜ青山が突然そんな大会に。。。

「あ、あの~鐘尾さん、わたし空飛ぶ才能ゼロなんですけど、審判に入っていいんですか?」
「大丈夫よ。とにかく人材が足りないの」
「アクロバットのアの字も知らないんですが。。。」
「ジャッジスクールに参加して勉強してね」
「わかりました、行ってきます!」

。。。というわけで、右も左も分からないまま、富士川時代からお世話になっているタイラップさん(以降、酒井さんと呼びます。今はアクロバットの選手です!)に便乗して板倉滑空場へ。いや~超ベテランの酒井さんと一緒でよかった。分からない事があったら全部教えてもらおうっと。ねえねえ、背面飛行とかネガテイブGとかってなに~?

ジャッジスクール休憩中。女性パイロット多し。
今回のジャッジスクールに参加したのは15人程度でしょうか。話を聞けば皆さん、動力機・グライダー・ベテラン・訓練中問わず、ほとんど現役で飛んでらっしゃる方ばかりで。。。
「メディカル切れたまま更新してませ~ん!ウフ♡」とか言ってる私はやや場違いだったかも。。。
いや~ん。恥ずかしい~

アクロバット飛行の競技会というのは、フィギュアスケートの競技会とちょっと似てるところがあります。

1回の演技の中に、披露すべき飛行の形(フィギュア)の組み合わせがいくつかあるのですが、一つ一つの技は難易度によって分類されていて、審査員(ジャッジ)は、理想とされる飛行をもとに、減点方式で採点していくやり方です。

審査の公平を期すため、正ジャッジ(ベテラン)は5人くらいいて、それぞれの正ジャッジにサポート役が2名ずつ付くルールになっています。正ジャッジは空を見上げたまま採点するので、隣で技の順番を読み上げるアシスタントと、採点やコメントを記録するレコーダーが必要なのです。
こうしたジャッジのサポート役は勉強さえすれば誰でもなれるとのことで、経験ゼロの私でもタナボタ的に参加することができたようです!? やったーラッキー(*´∀`)

謎のアレスティ記号いっぱいの教材
ちんぷんかんぷんだったのは、無数にあるフィギュアの形と名前。。。各フィギュアはアレスティ記号と呼ばれる謎のマークで表されており、まずこの「記号」と「機体の挙動」のつながりを理解する必要があるのですが。。。正直、初心者には難しい(T_T)

なるほど、だから「ジャッジのお手伝い」であっても、ちゃんと勉強しないといけないのだな。

私のレベルだと、メジャーな記号の意味と名前をなんとか記憶に入れておく位が精一杯ですが、これが正ジャッジになると、フィギュア毎の難易度と、減点対象の挙動を全て理解していなければなりません。

ちなみに、今回お世話になった鐘尾さんと酒井さんは、もちろん正ジャッジ。それがどれだけ大変なことか、初めて垣間見せてもらったジャッジスクールでした。

そういえば、なんか理解度テストみたいのを宿題に貰ったな。。。
うーん、全然分からないから、今度酒井さんに聞けばいいや。(爆)

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