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2010年9月28日

アムステルダム迄の道のり

せっかくオランダに来たのだから、アムステルダムを素通りするのは勿体無いかなぁ。。。と思っていたら、ハンスから素敵な提案が。「どうだい、私の友達がアムステルダムに居るから一緒に訪ねてみないかね?」おおお!実に面白そうな計画です。ぜひぜひ。でも、移動手段はどうします?「行きは君のワゴンRで一緒に行って、帰りは電車で戻るよ」ナイス!もちろん大歓迎です。

でも身長200cm超のハンスは私が過去に出会った人の中でも最大級にデカイ人。大丈夫か?立派なメルセデスを運転してた時ですらヒザが当たって窮屈そうだったハンスが、マッチ箱みたいなワゴンRに乗れるのか?たとえ乗れたとしても拷問の部類に入るんじゃないか?「心配ないよ、小さなクルマの方が意外と乗り心地がいいもんさ」(いや、心配です)

■9/28 フローニゲン~フォーレンダム(Volendam)~アムステルダム [約220km]
というわけで、ワゴンR助手席を可能な限り後方にずらして乗って貰ったところ。。。おお?本当に意外とイケる?ダッシュボードの形状が絶妙だったお陰で、ハンスのヒザでもギリギリの余裕が。よかった。ワゴンR開発者の皆さん有難う。ワゴンRは身長200cm以上の人でも乗れる事が証明されました。(^o^)/

そんなこんなで、まずはフローニゲンから西に向かい、世界最大の堤防アフスライトダイクへ(詳細はこちらのエントリを参照)。ここはハイウェイになっていますが嬉しいことに通行は無料です。全長32キロの大堤防を南進すると、右手側に海、左手側に湖が見えます。高潮の際、この堤防がなければオランダの豊かな干拓地は水没してしまいます。アフスライトダイクは人々の命を守る重要な建造物なのです。


次に向かったのは風光明媚なフォーレンダム(Volendam)。かつての港町の面影を残した観光地です。どの建物もレンガ造りですが、2階部分が緑色の板で覆われているのがフォーレンダムの特徴なのだとか。赤い屋根もお洒落ですてき。道はどこもレンガが敷き詰めてあって、どこを見ても絵になります。ずっと散歩してても飽きない場所です。


そしてついにアムステルダム到着!ハンスの友達のエックハルト&イローナ夫妻のお宅へ向かいます。残念ながらエックハルトはドイツへ出張中でしたが、奥さんのイローナが我々を迎えてくれました。運河に面したレンガ造りの3階で、見晴らし抜群。しかもなんと、歩いてアムステルダム中心地まで行ける場所にあります。素晴らしい。


その晩、ハンスとイローナの3人で夜のアムステルダムへ。。。「何か食べたいものはあるかね?ご馳走するよ。イタリア料理がいいかい?それとも日本料理?」とハンス。いつもご馳走になってばかりでただでさえ恐縮だというのに、うっかりオランダ料理を食べてみたいです♪と言ってしまった私。「おお、オランダ料理か。わかった、探してみよう。」あれ?どこにでもある訳じゃないの?

2人に付いて行った場所は、何やら星がいっぱい付いてる高級ホテルのレストラン。え!なんで!?うあああ、なんだか私には身分不相応な気がする。全然知らなかったのですが、オランダ料理というジャンルは基本的には存在しなくて、あったとしてもコース料理の高級店のみだとか。げげーん。


そしていただいたのは、オランダ風の小エビを添えた魚料理。バター風味のソースにアスパラガスが添えてあって大変美味でした。うーむ、今回の旅行でこんなグルメなものを食べる機会に恵まれるとは夢にも思っていなかったなあ。ハンス本当におご馳走様です。

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