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2010年3月31日

車両の登録証書の入手

このまえ紹介した自動車カルネの申請書類ですが、そのうちのひとつ、車両の登録証書について書いてみます。
登録証書の入手先は、車両のナンバーを管轄している陸運(自動車検査登録事務所)です。一見ちょっとショボいピンク色の紙のカードですが。。。

なんとこれが!海外走行においては、国境をまたぐたびに必ず必要になる超重要書類で、車両のパスポートと呼んでも差し支えない位の価値あるシロモノだったりするのです。さすが、カルネ申請書類リストの一番てっぺんに君臨しているだけの事はある。

見るとてっぺんに"登録証書"と書いてあり、その下に"Registration Certificate"と英語で書いてあります。つまりこれは、車両(クルマ・バイク)が日本で登録されたものである事を証明する書類なのです。まさに車両の身分証明書。
従ってカルネ申請にも必要だし、国際ナンバーの申請にも必要だし、海外の税関では必ず提示することになるわけです。

注:これと紛らわしい名前の書類に「登録事項等証明書」(略して登録証明書)というのがありますが、「登録証書」とは全然関係ないので注意が必要です。窓口に言ったら「ピンク色の登録証書をお願いします」と言うと話が早いです。

で、先日ワゴンRのナンバーを管轄する陸運に行ってきました。なんだかんだで準備に時間食ってしまい、4時までしか開いてない窓口に3時50分滑り込みセーフ!

登録証書の取得(無料)で用意するものは以下のとおり。
1.パスポート
2.住民票の写し ※住所が異なる場合のみ必要。(通常は不要)
3.車検証
4.自賠責 ※なぜか今回は提示を求められませんでした。
5.認印 ※昔は必要だったが、今は不要とのこと。

すると申請用紙を渡されるので、それに記入していくわけですが、フェイントだったのが「渡航期間」を書かねばならないという事。最初、バカ正直に半年くらいと書こうとしたのですが、よくよく聞いてみたら、実はこの登録証書も最大有効期限は1年らしい!それを知った瞬間にガッツリ1年分の期間を記入したのは言うまでもありません。

※とは言っても、実際の登録証書には有効期限はどこにも銘記されてませんし、1年を過ぎたからといって海外の税関で突っ込まれる事もありません。渡航期間を記入するのはあくまで事務処理の都合かと思われます。1年以上渡航する予定の人も、更新を心配する必要はないでしょう。

次に、渡航予定国を全部記入しろとかいう欄をみてめんどくせーと思った私は「ロシア、ヨーロッパ、アフリカ、みたいな感じで国名を省略していいですか?」と聞いたら「省略してもいいですが、代わりに旅行計画書を添付してください」と言われ、却って墓穴を掘るハメに(渡航期間が計画書と食い違ってるとかいろいろ突っ込まれ)。。。しまった~、最初から黙って全部の国を書いとけばよかった~。

結論からいうと、なるべく陸運に旅行計画書を見せないほうがいいです(たとえ手元に持ってたとしても)。そもそも旅行計画書は提出が義務付けられているわけではないですし、だいたい自由旅行者が書いた旅行計画書という時点で自爆ネタ満載ですから(^^;)

で、なんとか申請用紙を記入して、やっと登録証書の発行をしてもらえる事に。
ところが。。。。。

よく考えてみると、この登録証書なるものは「海外に車両を持っていくぜイエー」と考える奇特な旅行者かラリー関係者などでなければ通常は必要ないもので、陸運側にしてもそんなにしょっちゅう発行する書類ではないわけです。すると当然ですが、陸運の人も慣れていない。。。かもしれない。。。

そんなわけで発行には予想外に時間がかかる可能性があります。
また、出来上がった登録証書はよーーーく確認が必要です。
私の日頃の行いが悪いせいか、3回くらいやり直しになりました。。。

まず、名前の敬称の選択肢が「Mr. Mrs. Mrss.(意味不明?)」しかなく、「Ms.」にしてもらう為やり直し。それから印刷しようとしたら唯一のプリンタがぶっ壊れて作動せず。「あの~後日郵送でも良いですか」と言われたのをやんわり拒否して待つこと1時間、やっとプリンタが直ってから、英語表記の住所が間違ってタイプされてたのでやり直し。次に、肝心のナンバーで「TKT 580」となるはずのところが「580」を打ち忘れていたのでやり直し。。。。って、これはシャレにならん!危ないとこだった!

このナンバーがそのまま国際ナンバーになるわけですから、ここだけは受け取りの際に断固チェックすべきだと思います。たとえプリンタが壊れたから後日郵送などと言われても、この目で確認できない限りは引き下がってはなりません!?

そんな感じで登録証書の取得はいろいろドラマチックでした。
興味ある方はぜひお試しください。

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2010年3月30日

国際ナンバーの取得方法

日本の車両で海外を走る時は、バイクでもクルマでも国際ナンバーを取得しなければなりません。とはいっても、国際ナンバーというのは日本のナンバーを国際表記に翻訳したものであって、登録の本拠地はあくまでも日本です。

で、うちのワゴンRも国外へ出るからには国際ナンバーを取得しなければならないのですが。。。実はなぜ先にカルネをどうするかで悩んでいたかというと、国際ナンバーの取得方法にちょっと影響するからなのでした。

国際ナンバーを取得するやり方は大きく分けて2通りあります。いずれも、申請には車両の登録証書が必要です。※登録証書は陸運で発行して貰えますが、これについては次のエントリで紹介します。

1.カルネを取得しない場合
渡航先がアメリカやヨーロッパなどでカルネを作成しない場合は、国際ナンバーは直接「小松自動車工業」さんにオーダーすることになるそうです。えええそんなローカルなオーダー方法でいいのー?と思いますが、これで良いらしい。連絡先は「小松自動車工業株式会社 東京都品川区東大井1丁目7番5号 03-3474-0211 FAX:03-3474-0436」だそうです。

2.カルネを取得する場合
JAFにカルネを申し込むといろいろ書類が送られてきますが、その中に「カルネ発行申請書」という用紙があります。この書類の下のほうに、「国際ナンバープレート申し込み」というチェック項目があり、希望するとJAF経由で国際ナンバーを入手することができます。料金は、二輪3000円、四輪6000円(前後)、特大8000円。

以前、原付バイクで海外に行ったときにもJAF経由で国際ナンバーを取得したのですが、その時のナンバーは「TKT 12」でした。TKTというのは東京(TK)の多摩(T)ナンバーの事です。80ccの原付だったけど、ちゃんと陸運で登録証書を発行して貰った記憶があります。はからずも同時に申請した前夫用のナンバーが続き番号だったことから、TKT 12というのは恐らく多摩地区で12番目の国際ナンバー(原付バイク用?)だったのではないかと思ってるんですが、真相はどうでしょう。。。?

で、今回はクルマなのでナンバーはもうちょっと詳しくなって「TKT 580 SO 1402」になる可能性が高いです。これは前述の登録証書(※後日紹介します)と関係してるんですが、要するに日本のナンバーが「多摩580そ 1402」なので、国際表記に翻訳すると自動的に「TKT 580 SO 1402」となるわけです。

うーん、こんな所で思いっきり自分のナンバー晒して良いのか(^^;)
これで悪い事出来なくなっちゃったなー。しまったー。笑

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2010年3月28日

超ゴージャスなキャリア

さて、タイヤは大きいので素直にキャリアに載るから良いのですが、問題は予備ガソリンをどう積むか。用意した5L缶だと小さすぎてキャリアの隙間から落ちてしまうため、「ベニヤ板か何かを渡さないとダメだねぇ」と斉木さん。

じゃあもっと幅のある10L缶にすれば良いではないかという話もありますが、実は体力的な問題で5L缶×2という構成に決定。なぜかというと、10L缶にガソリンが満タン入るとひよわな私の腕力では積み下ろしが不可能だから。そこで前回(2003)のバイク旅行の時に使った実績のあるTS-5というモデルを再びチョイスしました。これなら頑丈だし軽いし安心です。

で、ベニヤ板を加工して貰おうと再びオフロードセンターを訪れたところ、「まてよ。。。アルミ板はどうだ?そっちの方が軽いしカッコイイぞ」という話になり。。。やがて斉木さんが倉庫をガサゴソして立派な1mm厚のアルミパンチ板を発見!しかも具合のいいことに、サイズが丁度ピッタリだったという。

※注:この巨大な穴あきアルミ板は、パンチングメタル屋さんが制作した非常な高価なものです(怖くて値段聞けなかった)。通常はこんな気軽なノリでキャリア全面に装着できるシロモノではないらしい。ほんとオフロードセンターさんには頭があがりません。。。

1.このアルミ版をエアカッター+サンダーでキャリアの内径ピッタリに加工。
2.アルミの切り口でケガしないよう、フチに沿って溝ゴムを装着。
3.ドリルスクリューを使って、アルミ板をキャリア本体にビシっとネジ止め。
4.中央が浮かないよう、タイラップでガッツリ固定。
5.タイヤ搭載位置の中央に、タイダウンベルトを通す穴をあける。
6.ガソリン缶を固定するためのL字レールを取り付ける。(未完)

かなり職人芸はいってるので私にはとても真似できませんが、おおむね上記のような手順でアルミ版を装着してくださいました。もちろん一日がかりの大変な作業です。日が暮れてタイムアウトになってしまったので、キャリアごとお店に預けて残りの作業をお願いすることになりました。

完成が楽しみ~♪わくわく。

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2010年3月27日

ヤル気まんまんタイヤ

今ワゴンRに履かせているヨコハマの安タイヤは厚みがなく弱いのでシベリアで確実にパンクするであろう、と各方面からのご指摘を頂いておりました。そこでいつも通りオフロードセンターさんに「すみませ~ん、うちの子に合うサイズの硬派なタイヤをお願いします(T_T)」と全面的に泣きつくダメな私。

そこで斉木さんのイチ推しだったのが、TOYO TIRESのTRAMPATH XWDというタイヤ(155/65R13 73S)。それが早速届いてビックリ!うちのバイク(SL230)のブロックタイヤもビックリなくらいヤル気に溢れたオフロード仕様ではありませんか。なんか滅茶苦茶カッコイイんですけど、こんなん1000円のワゴンRに履かせちゃっていいの~!?

しかも説明を読むとさらにヤル気満々で、「高いオフロード性能を発揮!日常で遭遇するちょっとしたオフロード走行でのトラクション性能を新採用のスタッガードショルダーやトラクションステップ、トラクションバーがサポートし、高いオフロード性能を発揮します。」「ロングライフで経済性も配慮!耐摩耗性能とトラクション性能の両立を実現。アグレッシブなデザインでも経済性をしっかり配慮し、長持ちで経済的です。」とある。そして値段はお手ごろ7400円。

うわースゲー!最高!と喜んでいたら、とんでもない話が。。。
「青山さんギリギリセーフでしたよ。実はこのタイヤ、今月いっぱいで生産終了だって。もう日本全国にも数十本しか在庫がないらしい。危ないとこでした」と、斉木さん。えええーーなんですとーーー!!!たまたまスペアタイヤ用に一本注文したのが実はラストチャンスだったのか!?と、そこは斉木さんが機転を利かせて、残り4本分の在庫もすかさず確保してくれたのでした。これはもう感謝あるのみ。

で、まずはスペアタイヤ用にてっちんホイールを装着して頂きました。はじめて見るクルマ用のタイヤチェンジャーに興味津々。不思議な装置にホイールを固定して。。。って、うまく説明できない。orz
とにかく魔法のように一丁あがり。

お次は謎の機械にホイールを突っ込んでグルグル回します。これは何ですかと聞いたらホイールバランスの調整だそうで、小さなオモリをホイールの両サイドに装着してくれました。こうすると走行時の振動や編磨耗が無くなり、直進性がアップするらしい。すげー、クルマっていちいちこんな事するんだー。

今度は組みあがったタイヤをルーフキャリアに積まなければなりませんが、チビな私は上まで手が届きません。うぼあー!!ピンチ!!ハラハラドキドキでしたが、斉木さんにコツを教わりつつ、渾身の力でエイヤーと搭載。うーん、でもこれは私にとっては体力ギリギリの作業だなー。タイヤ積み下ろしの練習をしないとダメかも。

いろいろとたいへん勉強になりました。で、興味ついでにクルマのタイヤのビード出しについて調べてみたら、こんな動画を見つけてしまった。。。目が点。(0_0)
間違ったビードの出し方


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2010年3月25日

カルネ用・旅行ルート地図

引き続き、自動車カルネの申請書類第二弾です。旅行計画書が出来たら、旅行ルート地図も作らなければなりません。

これはその名の通り、自分が車両で移動する予定のルートを地図に描き込んでいくというもの。昔はこれを手描きでやってたので大変でしたが、今は便利なGoogle Mapがあるので、Alt+PrintScreenで画面キャプチャして画像に変換し、Photoshop等でその画像を開いてからマウスでカチカチと線を引くだけで一丁あがりです。(Photoshopがなければ、Excel等に画像を貼り付けても上から線引けます)

これはこれで結構楽しい作業なんですが、やはり"予定は未定"な自由旅行者にとってはちょっと微妙。というのは、実際に旅立ってみると、予定通りの国を通るとは限らないからで。。。某国の治安が悪化してるらしいと聞けば他国に迂回しますし、とつぜん行く予定の無かった国を訪問することだって有り得ます。また一国の中でも通れるルートは幾通りもあるわけで、あそこの国境はヤバイと教わったら遠回りする可能性だってある。なのでやっぱりこの書類も参考程度に作るのが良いと思います。

ちなみに今回、書類を簡単にするためにスイスとガンビアを予定ルートから抜いてあります。いずれも行くとなったら立ち寄り+Uターンになる予定なので。(スイスの場合はフランスから入り、フランスへ出る予定。ガンビアの場合はセネガルから入り、セネガルへ出る予定)。カルネ必要国のガンビアを予定から抜いちゃマズイんじゃないの?と思うかも知れませんが、そこは念のため5枚綴りではなく10枚綴りを申請してカルネ枚数に余裕をもたせる予定です。この辺も駆け引きですね。。。

カルネ申請で大事なのは、きちんと書類を揃えてカルネを発行して貰う事であって、完璧なスケジュールを立てる事ではありません(不可能だし)。ぶっちゃけ旅行計画書に書いた国でしかカルネ使えない、なんて事はありませんし、旅行ルート地図を外れて旅したからといって罰則があるわけでもないです。このへんはもっと柔軟に考えて良いかと思います。

ただし、カルネでひとつ融通が利かないのは有効期間が1年しかないという事。1年以上旅する場合は、そのつどカルネを新しく申請する必要があります。数年間海外を走っていた知合いの旅ライダーは、日本にいる家族や友人にカルネの更新をお願いしてると言ってました。もっと有効期限が長ければいいのにね。。。

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2010年3月24日

カルネ用・旅行計画書

自動車カルネの申請書類のうちで「こんなん作っても意味ないのに。。。」と思うモノNo.1の座に輝くのがこの旅行計画書なるものです。まるで旅行代理店のツアーよろしく、各国の入国日と出国日を一覧にして提出しなければなりません。

素朴なツッコミなんですけど、近年で自動車カルネ申請する人ってほとんどが自由旅行者なんではないかと思うんですよね。。。で、自由旅行者は固定スケジュールを持たないからこそ自由旅行者なのであって、このように各国の出入国日を予め記載するのはなんだか矛盾してるというか少々違和感を感じます。

。。。と書いてしまうとまるでJAFが融通の利かないお役所のように聞こえてしまうので、いちおうJAFの名誉のために言っておくと、自由旅行者以外でも自動車カルネを申請する人は存在します。例えば海外ラリー参戦者とか、国際モーターショーなどの関係者とかです。こういう人々は渡航スケジュールがハッキリしているので、きちんと旅行計画書を作成する意義があるわけです。だけど、そっちの方がたぶん少数派だよね。。。

ブーたれてもしょうがないので、適当に頑張って作成してみました。

これは特に専用の用紙があるわけではなく、自分で工夫して作る必要があります。いちおう作り方はJAFから送られてくる案内書に書いてあるので、それを見ながらWord等で作成すれば問題なし。だけど案内書のサンプルはちょっと意味が分かりにくいかも。。。

まず、通過予定国を全部書きます。それから、その国々のうちで、カルネを使って通関する予定の国のところに丸印をつけます。その次に、各国の出入国予定日を書いていくわけですが、必ず日程が連続するように書く必要があります(空白期間を入れてはダメ)。

で、この出入国予定日ですが「車両のスケジュール」と「人間のスケジュール」の2種類を別々に書かなければなりません。例えば車両だけ日本から海上輸送して、本人は1ヵ月後に飛行機で現地入り、といった計画の場合は、それぞれの予定日を分けて記載する必要があります。私は、行きはカーフェリーで車両と一緒にロシア入りしますが、帰りは別々になる予定(車両はコンテナ輸送、自分は旅客機)です。

とはいえ、絶対に計画した通りに行かないのが自由旅行(^^;)。特に半年以上に渡る場合は、細かい日程なんか誰にも分かりっこないわけで、この計画書に記載するのはあくまでも「参考程度」のスケジュールにしかならないわけです。私も、半年くらいで帰国するつもりだったけど、計画書を書いてたらなぜか帰国予定が来年の3月になってるし。まあ、予定は長めに申請しておくクセがついてるので、それはそれで良しとしよう。。。。

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2010年3月23日

車載エアコンプレッサー

タイヤは使ってなくても少しずつ空気が抜けてきます。だから、空気圧が下がり過ぎないように時々ガソリンスタンドで空気を入れて貰うのが正解!!。。。なのに、ついつい放置しがちだったりします。今までのパターンだと、誰か他の人に「タイヤの空気やばいよ!」言われて初めて空気入れるとかそんな感じ。(^^;)

しかし、シベリアでそんなナメた態度が通用するのだろうか。普通に乗ってるだけでも空気圧が下がるということは、時々タイヤに空気を入れてやらなければならないわけで。。。。例えば延々と続くオフロードの途中で空気圧ヤバい事に気付いちゃったりしたらどーしようどーしよう。

ちなみにバイクの時は自転車と同じ携帯空気入れ(棒状のコンパクトなのがある)で何とかなってました。でもクルマのタイヤが自転車の空気入れでオッケーだぜ!という話は聞いたことがありません。orz

。。。と思っていたら、オートバックスで車載エアコンプレッサなるものが特価1680円で叩き売りされてました。おおおお、こんな安い機械で本当にクルマを支えるだけの空気が入るのか!?なんだか見た目もコンプレッサにしては小さくてあまり信用できないけど、この値段だったら試してみる価値はあるっ!

と思ってドキドキしながらさっそく購入したのですが、実はひとりで使うのが怖くて(爆)、信頼できるお兄さんの立会い監修のもと恐る恐る実験してみました。ええ、我ながらチキンだと思いますが何か。

まずエアゲージとして使う場合は簡単で、タイヤのエアバルブにホースの口をねじ込むだけ。この時必ずプシーと言いながら少し空気が抜けますがビビらず淡々とねじり回すのがポイントらしい。ワゴンRの場合は適正空気圧が2.1kg位なので、ゲージ上で210kPaあたりを指していれば大丈夫。

その状態からタイヤに空気を入れるには、コンプレッサの長いコードの先にシガープラグが付いてるのでそれをソケットに差し込みます。それから本体の電源をONにするとドドドドドド。。。と振動しながらみるみるタイヤに空気が入っていきます。希望の空気圧になったらすかさず電源OFF。おおーーすげーーー。こんな便利な製品だったのかー!これでタイヤ空気圧の心配は無くなった!!

それ以来、この小さなコンプレッサでタイヤに空気を入れるのが楽しくなってしまい、不必要かと思われるほど頻繁にタイヤの空気をチェックするようになったという。いいのか悪いのか。。。

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2010年3月21日

国際免許証で自爆

出発に向けて、これからいろんな書類を揃えていかなくてはならないワケですが、何でもかんでも早目に用意すればイイというわけではないらしい。。。

特に有効期限のある書類の一部については、申請にベストなタイミングというものがあって、それより早すぎても遅すぎても困る場合があります。そのひとつが、今回爽やかに自爆した国際免許証だったりするわけです。

国際免許証(国外運転免許証)の申請は比較的簡単で、最寄の運転免許試験場にパスポートと免許証と写真と申請料2650円を持って行けば、その場でスグに発行してくれます。日曜日でも受け付けてくれるので、善は急げとばかりに府中の試験場まで行ってきたのでした。

がっ!!フライングだった事が判明。国際免許証の有効期限が1年だという事は知っていたのですが、それが発効日から1年という事までは深く考えてなかった。。。。
つまり、今申請を行うと来年の3月で有効期限が切れる計算になります。もちろん、そんな長いこと旅行するワケはないと思うけど、計画性のない行動をとる時はなるべく有効期限が長くとれる方法を選択するのが基本だと思っている私。

まあ実際いままで海外で国際免許証を見せろと言われた事は殆どありません。ぶっちゃけ、多少有効期限が切れていたとしても、よほど運が悪くない限りはお咎めを受ける事はない気がします。というのは、国際免許証の表面には「発行日の日付」のみが記載されていて、「失効日の日付」はどこにも記載されていないからです。

じゃあどこに有効期限1年と書いてあるかというと、表紙の裏側の上のほうに小さな字で"This permit is valid..(中略)..for the period of one year from the date of issue...."と書いてある。つまり、ここまできちんと目を通すガッツのある悪徳ポリスでない限り、国際免許の有効期限をネタにワイロをせびる事は難しいのではなかろうか、というのが昔アフリカを期限切れの国際免許で走った時の感想です。(だめじゃん)

まあ、どのみち1年以内に戻る予定なのでそこは心配しなくて良いのですが、それでも今申請をしてしまうのは有効期限がモッタイナイ気がして、結局うちに引き返してきました。ここはひとつ、出発1ヶ月前の5月くらいまで待ってから発行してもらう事にします。とほほ。。。

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2010年3月20日

史上初の横田フライイン

AOPAでお誘いを頂き、史上初となる横田基地へのフライインに参加する幸運に恵まれました。横田といえばアメリカ空軍の基地ですから、一般人が立ち入る事は非常に難しいところです。しかしこの日、日本中から40機もの自家用飛行機が飛来し、次々と横田基地に着陸する様子は圧巻でした。

フライインのスケジュールは前もって厳密に決められており、飛来するルートや高度、管制塔にコンタクトする場所や時間なども分単位で決められていました。無線を聞いてて思ったのは、わずか1時間ほどの間に、これだけの数の自家用機を混乱もなく着陸させる手際の良さがとても芸術的だなぁ、と。

数年前には誰もこんな事が実現するとは思ってなかったと思います。しかし今年1月に、東京の狭い空域を互いに安全に飛行するため「空中衝突防止会議」というカンファレンスが開催され、その成功を受けて今回のフライインの実現となりました。この日のために、日米両国のスタッフが長い時間をかけて信頼関係を築き、何度も打ち合わせを重ねて準備を進めてきたという点は忘れてはならないと思います。

私は調布飛行場のオーナーさん所有のソカタTB10に便乗させて頂きました。完全にタナボタです。超ラッキーです。ロシア横断する前にこんな所で運を使い果たしてしまうわけにはいかないのですが、素直に感激。わーい、よかった~♪(機長のSさん、有難うございました)

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2010年3月19日

自動車カルネ申請書類

もし今回の旅行がヨーロッパまでだったら、最初からカルネを申請する必要は全く無かったんですが。いろいろ悩んだ結果、ガーナまで行く(かもしれない)ことを考慮して、JAFに自動車カルネを申請することに決めた私。。。

JAF東京支部に電話して渡航先にアフリカが含まれている事を話したら、速やかにカルネ申請書類を郵送してくれました。このカルネ案内一式、中をみると申請の詳細ルールがびっちり書いてあって、読むと眠くなったりするという副作用がありますが、頑張って見ていきたいと思います。

▼自動車カルネ申請に必要なもの一覧

車両の登録証書コピー陸運事務所で取得しコピー詳細
自分の印鑑証明書市役所で取得。計2部(カルネ用+保険用)
保証人の印鑑証明書保証人が取得。計2部(カルネ用+保険用)
スペアパーツリスト
パーソナルアイテムズリスト
自分で一覧作成。スペアパーツ・パーソナルアイテムは車両に同梱する物のこと。スペアタイヤやテントなど 詳細
旅行計画書
旅行ルート地図
自分で作成。渡航スケジュールを記載する。詳細
自分で作成。通過予定のルートを描く。詳細
車検証コピー自分で用意
カルネ発行申請書JAFから届いた書類(1)に記入。要保証人 詳細
車両に関する記載JAFから届いた書類(2)に車両情報を記入 詳細
→車両のエンジン番号を目視確認 詳細
誓約書JAFの誓約書にサイン。要保証人
カルネ保険申込書カルネ保険を使う場合は必要。要保証人 詳細
カルネ保険付属告知書カルネ保険を使う場合は必要。詳細
自分の実印書類提出時、JAFの事務所に持っていく(訂正印)


えー、とにかく書類をいっぱい書かなくちゃいけないのが分かるかと思いますが。。。
まあ予想はしていたものの、これがカルネ申請にちょっと手間がかかると言われる所以かと思います。しかも、所定の用紙に記入すればイイというものは少なくて、中にはスペアパーツや旅程表など自分で知恵を絞って作成しなければならないモノも多い。。。

特にスペアパーツは厄介です。これもれっきとした通関書類になるため、後で修正が効かないとのこと。と言う事は、カルネ書類を申請する時点で、車両に同梱する備品として何を持っていくかを確定しないとダメなわけです。スペアタイヤを買うのは出発直前でイイや~、などと呑気な事を言ってる場合ではありません。

あと、こんなもの要求する国は日本しかナイと思うのですが、「保証人」と「実印」をあちこちで要求されるんですね。自動車カルネって、いちおうジュネーブ条約に則った世界共通のドキュメントのハズなんですけど、お金が絡むだけあって担保の取り方にはそれぞれお国柄が出るわけね。。。

というわけでちょっと大変になりますが、上記の書類をひとつずつ用意していこうと思います。頑張るぞー。

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2010年3月18日

ワゴンRとの出会い

今回の旅のパートナーになる予定のワゴンRについて、前に、1000円で買ったという話を少し書きましたが、実はちょっとした思い出があります。忘れないうちに書いておこう。。。

去年の7月半ばのことです。Yahoo!自動車で0.1万円の青いワゴンRを発見した私は、さして気に止めることもなく何日か放置してました(だって1000円なんて怪しすぎる)。しかしある朝なぜか「念のため現物を見に行こう、でないと後悔しそうだ」という気持ちになり、バイクで埼玉の中古車ディーラーまで走っていったわけです。

現地についてビックリ!予想以上にコンディションが良い車ではないですか。そしてフロントには「0.1万円」の札がついてる。うおおおお、これいいじゃん!ちょっと中見せて貰ってもいいですか?と店の人に訊いたら、「いや~、実はもう売約済みでして。。。すでに頭金も頂いてるんです」

なにいぃぃぃぃ~!売約済み~!?

よくよく訊いてみると、乗り出し価格13.5万円(車両価格・車検・登録・整備代)のうち、5万円を頭金で入れてったオジサンがいるらしい。

常識的には、店の人にこう言われた時点で諦めなければなりません。
だけど、本当に1000円とは思えないほど魅力的な車両だったので、諦めるにしても中を見てから。。。と思い「売約済みでも構いません。ちょっと運転席に座らせて貰えませんか?」ときいたら、「もちろん見るだけならいくらでもどうぞ」と、カギを渡してくれました。

そしたら内装も想像以上に綺麗でビックリ。そりゃこんだけ程度が良ければ売約済みにもなるよなぁ。。。と悔しい思いでしばらくボーゼンと運転席に座っていた私。ところがハンドルを握ると、不思議とこれが自分のクルマのように思えてきたんです。なんというか、すごいしっくり来るというか。

気が付くと、まるで自分のもののようにティッシュで窓やミラーを拭きながら「ねえキミ、良かったら私のクルマにならない?私の所に来たら、もっとピカピカにしてあげる。でもって一緒にグライダーの滑空場に行こうよ。絶対オジサンのとこに行くより、私のとこの方が楽しいと思うよ!もちろん、どっちを選ぶかはキミの自由だけど。。。」と、心の中でクルマに向かって必死に口説いてたり。

そうこうしてたら、店の人が「あのう、実は先約の人なんですけど、売約済みといいつつまだ頭金しか貰ってないもんで、今日の正午までに本契約するかどうかウチに連絡がある約束なんです。ダメもとでそれまで待ってみますか?」と声をかけてくれました。「有難うございます。奇跡が起こるかも知れないので待ちます!」
望みは薄いにしても、この提案を断る手はありません。

近所のATMで現金をおろし、いつでも満額払って契約できる体勢にスタンバイ。

で、正午まで待ちました。
先約のオジサンからは全く連絡ナシ!よっしゃーーー!
その瞬間に私は"乗り出し価格"13.5万円の入った封筒をカウンターに差し出し
「満額ですっ!これでお願いしますっ!」

すると店の人が「よかった。実は頭金を入れた人、ヤがついてそうなオジサンで正直売るの怖かったんですよね。。。先方から期限までに連絡無かったし、お客さんが満額出してくれたお陰でお断りする口実が出来ました」とニコニコ顔で契約書を書いてくれたんです。うわー、なんか運良すぎじゃない!?

。。。と、そんな奇跡があって、1000円のワゴンRの横取りに成功したのでした。

当時は本当にグライダー場を往復する目的のためだけにクルマを探していたわけで、イイ車を安く買えてラッキー♪位にしか思ってなかったんですけど、気が付いたらこの子と一緒にユーラシア大陸横断する計画なんかを練ってるわけで。。。。予想外だよなぁ、やっぱり。

あの日ワゴンRが本当に私を選んでくれたんじゃないかと、今でも時々思うんです。

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2010年3月17日

ロシアはGPS禁止?

元々バイクでのツーリング用にと思って入手した中古のポータブルカーナビ(Garmin nuvi250)ですが、気が付いたらワゴンRのメインナビとして手放せない存在になってました。小さいのにホントに便利な奴なんです。

デフォルトで日本全国の道路地図が入ってますが、先日紹介した通りSDカードを差し替えて世界地図(粗いけど)を入れたり、ヨーロッパ道路地図を入れたりできるスグレモノ。いちおうGarminはモスクワ周辺の道路地図も出しているので、その気になればかなりの範囲をコレひとつでナビ範囲に含めることができます。(地図は高いのでばんばん揃えるワケにはいかないけど。。。)

ところがHUBBの古い投稿(2003~2005ごろ)を見ると、ロシアはGPS装置の持ち込みが禁止になっているとかで、旅ライダー達がロシアでのGPS隠しに頭を悩ませていた様子が伝わってきます。決してガセネタというわけではなく、当時のロンプラにそのような注意書きがあったらしい。

はて現在は?2010年の今もロシアで本当にGPS(カーナビ含む)を使ってはいけないのだろうか?もしロシアでGPSやカーナビが禁止だとしたら、Garminがモスクワ周辺のGPS道路ナビ地図を販売しているのは矛盾している気がするし、最近では日本やヨーロッパからロシアに流れて来る中古車にもカーナビは標準で装備されているわけで。。。

で、2007年以降の旅レポを見る限りはGPSを普通に持ち込んでも大丈夫そうな雰囲気。現在のロンプラにも「ロシアはGPS持込不可」とは書いてないし。うーん、だったらもうビビらなくてもいいかなあ。。。
ロシア税関でカーナビを申告したら没収されるとか、そういうご無体な話だったらこっちも本気で隠し通しますが、通関時にちゃんと備品として記載しておけば一時輸入扱いで問題ないんじゃないかという気がしてきた。

どうせなら堂々とカーナビ使って、道路の分岐点とか宿の場所とかを座標登録してゆきたいものです。そのデータを皆と共有すれば、シベリアはもっと旅しやすくなると思うのですがどうでしょう?

※10/5追記:現在ではロシア国内のGPSカーナビ持ち込みは全く問題ありません。というよりむしろ、GARMINカーナビがあるとないとでは旅行のしやすさが断然違います。

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2010年3月16日

サハリン航路に決定

回答待ちのルーシー号の運航状況ですが、約束の3月中旬になったので再びFKKエアーサービスに電話しました。答えは予想どおりでしたが、「今年のルーシー号の運航はありません」とのことでした。実績ある伏木~ウラジオストク航路が運休決定なのは残念だけど、運航しないことがハッキリしたのでかえって気が楽になったかも。

もうひとつの選択肢である鳥取~トンヘ~ウラジオストク航路については、特にサービスに問題があるわけではないのですが、なんとなくクルマの通関で予想のつかない事態が発生しそうな予感。担当者が自家用車の海上輸送に関する懸念を正直に話してくれたというのもあるけど。。。今回はスケジュールがギリギリなので、なるべく渡航に際して不確実な要素は排除したいため、こちらも見送りです。

というわけで、半ば強制的にサハリン航路に決定

思えば、最初からサハリン航路でも良かったかも知れない。安定した運航と、迅速な通関の実績に関しては、何だかんだで稚内~コルサコフ航路が一番安心なので。その後の事は無事にロシアに着いてから考えればいいや。。。

で、いよいよ出発の日程を決めなければならないわけです。
ハートランドフェリーのサハリン航路スケジュールを見ると、6月から運航しているのが分かります。ウラジオ入りの場合は7月に出発するつもりだったけど、サハリンから迂回する場合は出発を6月下旬に前倒ししたいなぁ。。。

というわけで、いろいろ悩んだ結果、2010年6月21日初の稚内~コルサコフ行きを予約することにしました。さっき、乗船申込書を書いて稚内にメールしたとこです。

で、この日付がまたロシアビザの件に影響すると。。。
実は前回やりかけてそのままになってるロシアビザの招待状の申し込みの時は6/28にロシア入りすると書いて提出しましたが、このまま6/28で招待状が出てきてしまうとまずいので一旦ここでプロセスを止めようと思います。(というか、先方から返事がないので元々どうしようもないのだけど)

いろいろ調べてみたら、ビジネスビザに関してはどのみち入国予定日の45日前からしか申請手続きが開始できないようなので(申し込みだけは45日以上前でも可ですが)、まだまだ余裕があると言えばあるのです。6月22日ロシア入りと仮定すると、5月上旬にやっと手続きが開始される計算ですね。いろいろ詳細が分かってくれば、こちらも計画が立てられます。ロシア渡航はつくづく情報戦だなぁと思う。(^^;)

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2010年3月15日

タイヤ交換練習

週末ひさびさに晴れたので、ワゴンRの長距離走行テストをしに行ってきました。といっても富士川滑空場の往復(約300km)なのでいつものドライブと変わらないんですけど。。。

でもって懸案だった「タイヤ交換の練習」をしてみました。あえて滑走路わきの草地で。ていうか別に舗装された場所でもタイヤ交換なんてしたことないわけで、今回は交換手順から工具の使い方など基本中の基本をクルマに詳しいお兄さんに教わった次第です。

で、判ったのは。。。不整地でのジャッキアップは思ったより怖い。車載の小型ジャッキは地面の接地点が非常に狭く、地面にめり込んで不安定になります。微妙なバランスで車体を持ち上げているので、誰かが軽く車体を押しただけでもジャッキが倒れそう(=車体落ちそう)。「不整地でのタイヤ交換では、傾斜地は絶対NG。あと下に敷くための板切れを一枚持っていたほうがいい」というクルマ屋さんのアドバイスの意味がよーく分かりました。

あと、作業開始前に必ずスペアタイアを車体の下に配置すること。これは万一ジャッキが外れて車体が落ちた場合の保険だそうです。確かに、そうでもしないと万一の時に二度と車体を持ち上げられなくなるし、車の下に潜り込んで作業する人なんか即死ですね。こんな事は基本中の基本なのかも知れないけど、私は教わるまで何も知りませんでした。ゾ~~~。。。

今回最も痛かった教訓は、ちょっと長めのクロスレンチを使っても、私の小学生並みの力ではトルク解除出来なかった!という事でした。ホントに一人でやろうとしなくてよかった。危ないとこだった。クロスレンチに長いパイプを差し込めばたぶん行けるはずですが、あいにくそのような持ち合わせはなく。。。
なのでナットを最初に緩める時と最後に締め上げる時はお兄さんにやってもらいました。ううう感謝。

ドキドキだったけど今回試してみて本当に良かった。自分の非力さをカバーする為の長いレンチが必要だという事が分かったし、他にもいろいろと大事な事を教わったので。

そんなこんなで私だけ滑走路わきでパニック状態だったため、肝心の無線もグライダーもあまりお手伝いできなかったかも。あと寝不足で倒れそうだったのでちょっと昼寝してました。ごめんなさ~い。(^^;)

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2010年3月13日

ルーフキャリア装着

ワゴンRの大陸ドライブ計画を決めた頃はホント思いつきも甚だしいというか、キャリア等の装備品を付けようなどとは一切思ってなかったのです。

しかしだんだん話が具体的になり、「スペアタイヤをどうする?」という所までいった時に「うーん、やっぱ屋根に積みます。すんませんキャリアつけてください」orz

で、オフロードセンターの斉木さんが手際よくぴったりサイズのキャリアを探してくれて、4日後にはこの通り、りりしい姿に変身したワゴンR。おおおお~!なんかスゲー頼もしくなってないか!

今回装着して頂いたルーフキャリアですが、TURREQ PR22というものです。とてもコンパクトでワゴンRの屋根の半分くらいのサイズ。なんかイイ!こんな小さくても積載許容量は50kgだそうで、スペアタイヤ一本+ガソリン携行缶10L分くらいは余裕で積めてしまいます。でもって本体価格は22500円。お手頃!!

しかも、組み立てて貰って初めて知ったのですが、両サイドのバーが自由に開閉できる造りになっており、フラットにして積み降ろしをしやすくしたり、サイドを立てて荷落ちをガードしたりと、痒いところに手が届く設計です。こんなスグレモノだったのか~。いやー、素晴らしい。

で、組み立てなんですが、結局オフロードセンターさんに全部やって頂きました。だって私、説明書見ても全然意味が分からないんだもん。。。ところが斉木さんは説明書には一瞥もくれず、部品を一目見るなり魔法のように正確に組み立てていくので、見てるこっちは目が点でした。。。
やっぱりプロにお任せして良かった♪(^^;)

そうそう、このときちょうど、ワゴンRの走行距離が「77777km」のラッキーセブンだったんですよぉ~!おかげさまで、なんかすごく縁起の良いルーフキャリアになったかも。これからの活躍が楽しみ。

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2010年3月12日

免許更新と招待状その後

昨日、免許更新に行ってきました。初めてゴールド免許になりました。でもちゃんと安全運転をしてきたという実感があまりなくて、複雑な気分。この5年間はどちらかというとかなり引きこもり状態だったから捕まらなかったというだけなんですけど。

新しい免許証はICカード式でちょっと分厚くなっていて、本籍地などのデータがICチップ内に格納される仕組みになってました。この情報を呼び出すために暗証番号を設定せねばならずちょっと大変ですが、新技術の導入は悪くないと思います。

これがゴールド免許の見納めにならないよう、路上ではちゃんと気をつけよう。。。

話は変わりますが、前回Russian Holidayでビジネスビザ招待状の申請をしたという話をしました。その後メールで少し問い合わせをしたら担当者のレスポンスも早く、なかなかいい感じでした。

ただ、クレジットカード情報の受け渡しがちょっと特殊。サイト上ではカード情報を送信出来ない仕組みだったので、どうするのかと思っていたら、Word/PDFの書類にクレジットカード情報を記入してメールで返送、もしくはFAXして欲しいとのこと。

うーん、こんなの初めてだ。。。我々がWebシステム開発で顧客のクレジット情報を扱う時はベリサインなどのセキュア方式(SSL暗号化)を使うのが一般的です。ベリサインは厳しい企業審査が必要なので、誰でも導入できる訳ではありませんが、中にはお手ごろなSSL認証機関も存在します。しかしここでは暗号化せず書類ベースで決済するようです。

FAXはちょっと。。。かといってWordにカード情報をベタ打ちして送るのはFAX以上に問題があるので、PDFを印刷したものにペンで情報を手書きし、それをスキャンして画像を送ることにしました。十分に鮮明で、かつデータサイズが重くなりすぎないよう200dpiでスキャンしjpgで保存。サイズは450KBくらい。今の回線ならこの位の転送は問題ないはず。

。。。。ところが、画像を添付して送ったメールが、エラーで戻ってきてしまいました。理由は「受け手のメールボックスの容量がいっぱいです」とのこと。うおおおそう来たかー!

私の運が悪いといえばそれまでですが、これではからずも相手のメールボックスの空き容量が450KB以下しかないという事が判ってしまいました。それでもまだしばらくテキストメールのやり取りは可能だろうと判断し、「恐れ入りますが、何KBまでの画像だったら送れるのか教えてください」と問い合わせました。(こちらはちゃんと届いた)

それ以来、2日以上経ってますがお返事がありません。。。。
しまった~!うっかり難しい事を聞いてしまったかもしれない。

でも出来ればちょっと料金高くてもセキュア方式で決済したい、と思っている自分に気づくことができました。。。
お返事を待ちつつ、もうちょっと他もあたってみます。

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2016追記: この記事は古いです。ロシアビザの最新情報はこちらのアップデートも併せてご確認ください。


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2010年3月10日

ビザ招待状を申請してみる

比較の結果、手数料が一番安かったRussian Holidayのサイトでロシアのビジネスビザ用の招待状の申請を行いました。シングルエントリーの3ヶ月、発行までに25日+郵送1週間?で$60。無事に行けば受け取りは来月になりそうです。もちろん、急ぎの人はもっとお金を出せば早く受け取ることができますが、私は幸いまだ時間があるので安さに賭けることにしました。

もっと個人情報など詳しく書かされるのかと思っていたら、意外とシンプルでした。必須入力項目はとても少なかったです。(申請用フォーマットの項目は、サイトによって微妙に違うようですが。。。)
一応ビジネスビザなので、会社情報を記入しようとしたんですが、よく見たら必須項目ではなかったので、今回は空欄のままにしました。問題あれば後で何か言われるかも。

クレジットカード情報などもこの画面では求められないので、支払いなどに関しては、後からメールでのやり取りになるという事なのでしょう。また、招待状の原本について郵送での受け取りを希望するかどうかの項目もないので、これも後からやりとりする、という形だと思われます。

申請時には手元にパスポートが必要です。あと、パスポートの顔写真のあるページを見開きスキャンした画像をアップロードするボタンがついています。スキャナがないとちょっと面倒ですね。でも、上手に撮ればデジカメでも行けるかも知れません。

とりあえず必要最低限の情報だけを記入して送信してみたんですが、恐ろしいことに「内容確認画面」が出ませんでした、このサイト。。。。つまり、一回入力して間違ってたらそれで終わり。。。うーん、入力インタフェースなどはかなり凝ったjavascriptが実装してあるのに、肝心のWebシステムがそんなやる気のない事で良いのか。Web屋のはしくれとしてはちょっと気になる。

しかも、送信後に直ちに「確認メール」がこちらに自動送信されるかと思っていたら、それもナシ。。。先方からのメール返信を待つしかないのね。。。ドキドキだなあ。(いろんな意味で)

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2016追記: この記事は古いです。ロシアビザの最新情報はこちらのアップデートも併せてご確認ください。


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