トップタブ(ページ群)

2010年1月8日

ガーミン世界地図

ガーミン唯一の世界地図マップソース"World Map"のCD-ROMが届きました。こやつは14000円もするので私にとっては高級品ですが、ガーミン製品の中では爆安価格帯に位置づけられているためクォリティも低いのです。ちなみにヨーロッパ全土の詳細マップソースなんか4万円もする。買えるか、そんなもん。

さっそくPCにインストールして、懸案だったシベリアの道路をチェック。特にハバロフスク~チタの3000キロ区間は大いなる謎なので、そのへんどうなってるか知りたかったわけです。そしたら、十分に拡大すればですが、一応は全区間が何らかの道で繋がっている事は確認できました。よかったよかった。

で、このマップソース、全世界をカバーしてるんですよね。。。まぁもちろん日本やヨーロッパなんかのデータは粗すぎて使い物になりませんけど、せっかくだから西アフリカなんかどうよ?と好奇心が湧いてきて、前回砂に埋まって苦労したサハラの玄関口、ヌアディブ周辺を見てみたわけです。

ガーミンのマップソースで見るモロッコ・モーリタニア国境


あれ。。。国境と道の関係がなんかおかしくないですか?こんなV字型のルートを走った覚えはないし、だいたい国境をまたいでジグザグする道って普通ないでしょ。。。(あったとしても大昔のルートで、今は全く使われてないはず。。。)
慌てて、同じエリアをGoogle Mapで調べてみる私。

グーグルマップで見るモロッコ・モーリタニア国境


そう!こっちのが正しいですよ。一度モロッコ国境を抜けて内陸に入ってから、ヌアディブ行きとサハラ行きの道に別れるんT字路があるんです。といっても当時は道っていうか単なる「好き勝手なタイヤの痕跡」って感じでしたけど。。。なかなかやるな、Google Map。

じゃなーい!!! おーい、大丈夫かガーミン!なに無料のGoogle Mapに負けてるんだよ!遭難の元になるから、道判らないんだったらむしろ載せるなってんだコンチキショー。

うーん、そういえばガーミンもアメリカ企業だということを忘れていた。アメリカ人は国益にならない事は絶対に手を抜くからなぁ。ちょっと前まで喜んでいたシベリア道路の精度についても、にわかに疑いの気持ちが芽生えてきました。はふぅ。。。

にほんブログ村 ひとりごとへ