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2009年5月21日

デキルコト・ヤリタイコト

デキルコトとヤリタイコトの違いについて悩み多かったここ数年。

デキルコトは自分がすでに持っている能力です。仕事なんかでこれを使うとご飯を食べることができます。デキルコトは生存を保障してくれる。だから大事なんですけれども、自分が何の為に生きているのかという事にはあまり答えてくれない。なぜならデキルコトは生活の前提条件だから。

一方、ヤリタイコトは生きる目標です。自分を元気にしてくれます。社会に役立つ必要もなく、決して得意分野である必要もない。むしろちょっとヘタクソだったりするほうが燃えるかも。ただそれがやりたくて、行けるとこまで行きたくて、そのために生きてるんだ、そのためにお金を稼ぐんだ!と言えるような何かです。

ヤリタイコトは生活のためにやるわけじゃない。だから、たいがいは「趣味」の一言で片付けられてしまいますが、実際にはこれこそが人生の充電器なんじゃないかと思います。(ごく稀にデキルコトとヤリタイコトが見事に一致している人がいて、そういう人は大概成功して魅力的なオーラを発していますが、それはなかなか稀なケースですよね。)

余談ですがオイラは一度えらいことになりました。元々ひ弱で体力がないのに元気でいられたのはヤリタイコトがあったから人並みに充電出来ていたらしい。一度それを失ってみて、自前の生命力だけで生きるとなるとギリギリだったらしく、しょっちゅう倒れてました。

早く元に戻りたくてヤリタイコトをいろいろ探してみるのですが、目に見えないものを探すのは大変。さんざん寄り道した挙句、なんとなく分かってきたのは「ワクワクする方向に行け」という事だけ。頭で考えてはダメで、自分が"どう感じるか"を基準にしなければならないのだけど、これが結構難航しました。

このとき、「それをやるお金はない」とか「知識も経験もない」「役に立たない」「やる理由がない」「もう歳だから」など、理性がいろいろと尤もらしい事を言ってくるわけです。このあたりを上手に無視するのも大変だしねえ。

けど一旦、ワクワクする方向に「ワクワクする人々」を発見した場合は、ほぼGOサインと考えて良いと思います。そして、一度ワクワクする人々の中に飛び込むと次々に出会いの連鎖が始まって。。。この感じは若い頃経験したことあるような。。。それが心地よく感じる限り、ココロの充電は続く模様です。

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